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ガタカ
- Sendousya Denki
- 2017年3月24日
- 読了時間: 2分
人間、二十歳も過ぎれば「とっておき」という奴があるもんで。 とっておきの音楽、とっておきの小説そしてとっておきの映画。 このガタカという映画は自分の中でとっておきの映画です。他人と映画の話をした時、これを勧めて外れたためしがないです。
"出生前の遺伝子操作により、生まれながらに優れた知能と体力と外見を持った「適正者」と、 「欠陥」のある遺伝子を持ちうる自然出産により産まれた「不適正者」との間で厳格な社会的差別がある近未来。 「不適正者」として産まれた主人公ヴィンセントは、子供の頃から「適正者」のみに資格が与えられている宇宙飛行士になることを夢見ていた。" 以上Wikipediaより引用 映画のジャンルとしてはSFですが、それは舞台設定としてだけ。内容はヒューマンドラマです。 自分の中では三指に入る映画です。そこまで有名でないのが不思議なくらいです。 主人公は宇宙局「ガタカ」の一員になり、自分を全く受け入れない地球を離れ宇宙へ行くことを夢見ています。 しかし現実の彼がなれる職業はそのガタカを掃除する清掃員くらいなもので。 主人公が清掃員として憧れのガタカを訪れ、建物を見上げた時に見せる表情がとても(・∀・)イイ!! 後にエリートになった時に見せる引き締まった表情と比べて、いかにも間抜け面といった感じです。 そんな彼に清掃員のボスはあきれ顔でこう言います。「おやおや、夢見る王子様は宇宙に見とれておいでか?」 とにかくとっておきです。