デス・キューブ
- Sendousya Denki
- 2017年3月24日
- 読了時間: 2分
「CUBE」って映画がありまして、今の「ソウ」のはしりとなった作品だと思います。 密閉空間に数人の人物が閉じ込められ、脱出する為に謎を解く。 なぜ閉じ込められたのか、そこは何処なのか?などが大きな謎となっている。ひな型としてこんな感じだと思います。 自分も「CUBE」を最初にビデオで見た時ハマりまして、当時似たような作品を探したわけです。 そこで借りたのがこれ。

「デス・キューブ」製作総指揮 ロジャー・コーマン ええ、もちろんひどかったですよ。 「CUBE」と付いているのに続編でもなんでもなく、本家「CUBE」と違って低予算の本領発揮といった作品でした。 これを書く為にちょっと調べたんですが、十年以上前のレビューが出てきまして、軒並み罵詈雑言の嵐。 時代を超えて彼らと心が通じ合えたことに感謝しています。(かしこの時と一緒ですね) ただ視点を変えれば面白いシーンもありまして…… 映画内に「殺人マシーン」が出てくるのですが、ええ「殺人マシーン」です。 別に自分が名付けたわけではありません。とりあえず横に置いておいてください。 こいつがすごい可愛いやつで。まずすごいチャチなんです。ちょっと変装した人間といった感じです。 これも横に置いておいてください。 次にこいつがある部屋で襲ってくるわけですが、そこになぜかテーブルがあって食べ物が盛られているわけです。 すみません。あらすじを語るのを忘れました。 失踪事件を追って死の空間「デス・キューブ」に迷い込んだ刑事たちの話です。 死の空間なのに食べ物が用意されている事も置いておいてください。 刑事たちは殺人マシーンに食べ物を投げつける。他に武器はないわけですから。 こんな物が効くのかというと、効果抜群。殺人マシーンは逃げ出します。 こいつも置いておいてください。 刑事たちは疑問に思います。「なぜ食べ物をぶつけられただけでひるむのか?」 一人が答えます。「分かった。奴は綺麗好きなんだ」と。 しつこいようですがこれも置いておいてください。 人々は殺人マシーンを追いかけます。殺人マシーンはどこへ向かったのか? 自分の部屋です。 シャワーを浴びる為に帰ったのです。 まあ誰だってばっちいのは嫌ですからね。 ちなみにこの製作総指揮の「ロジャー・コーマン」という人。 調べたら「風の谷のナウシカ」を切り刻んで悪名高き「Warriors of the Wind」を作った人でした。 これも何かの縁ですね。