千年女優
- Sendousya Denki
- 2017年3月24日
- 読了時間: 2分
福沢諭吉がまだ生きていると言ったらビックリしますか? いや、もちろん亡くなってますよ。でも原節子がまだ生きていると言ったら? 「誰?」って方に紹介させてもらえば、戦前戦後の映画スタアです。 小津安二郎の映画によく出ていて「東京物語」などはよく名があがります。 1963年に事実上引退しているので、既に52年、1世代半の年月が経っています。 その方がまだ生きてるんですよ。ご本人には失礼ですがびっくりしませんか?

時々、既に歴史上の人物だと思っていた方が、実はまだ生きていた、つい最近まで生きていた、という事実にぶち当たります。 驚くと共に、人間の寿命や時間の流れに対して不思議な感覚を覚えます。 こういう人って、だいたい若いうちに名をなし、その後はあまり業績がないか(失礼)引退した人に多いんですよね。 例えば森繁久弥は最晩年まで活動していましたので、生きている事は周知の事実でこの例には当てはまりません。 以下自分が驚いた事例をあげます。(もう亡くなっている方達ですが) ・張学良&宋美齢 日中戦争時に活躍した中華民国の要人です。 第二次世界大戦が教科書の1頁という認識の中、最近まで当時の大物が生きていたという事実は 過去と未来が繋がっているという当たり前の事を再認識させます。 ・サリンジャー 彼については実はずっと追っていました。「まだ生きてるな」と。 「ライ麦畑でつかまえて」の作者といえばピンと来るでしょう。 1965年に小説を発表したのを最後に沈黙します。2010年、91歳まで生きていました。 なぜ彼を追っていたかというと、彼は半引退後、実はずっと小説を書き溜めているという噂がありました。 ファンは彼が亡くなったらそれが発表されるとも噂しました。 今のところ発表される気配はないです。 ・エリザベス・ボーズ=ライアン エリザベス2世の母であり、前王ジョージ6世の妃です。2002年、101歳まで生きました。 英国というとエリザベス2世のイメージが強く、まさか前王の妃が最近まで生きているとは思いませんでした。 エリザベス2世も長生きしそうですね。 ちなみに豪華客船の「クイーン・エリザベス2」はこの母の方のエリザベスの事です。 「2世号」ではなく「2号」という事ですね。 他にも探せばいますが、今日はこんなところで。