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漫画の広告

  • 執筆者の写真: Sendousya Denki
    Sendousya Denki
  • 2017年3月24日
  • 読了時間: 2分

漫画の 単行本の最後の方に、必ずどこの出版社でも自社の漫画の広告が入ってますよね。  例えばジャンプコミックだと両さんやシティーハンターのカットと共に独立した広告が載っていて、  最終ページには一覧がリストアップされ売れ筋の古い漫画が名を連ねていました。  自分が子供の頃には既にチャンピョンの勢いは衰えた後でしたが、  ブラックジャックのおかげでチャンピョンコミックに触れる機会が多々ありました。

スタイルがとても独特です。  売れ筋の漫画をあげたお陰か、チャンピョンの黄金時代である70年代の匂いがプンプンしてきます。  そのせいか全体的にどことなく陰鬱な気がします。  「ゴミムシくん」などはコメディでしょうけど、新鮮さみたいな物が伝わってこない気がします。  (まあ作者がジョージ秋山なせいもありますが……)  マガジンやサンデーもそれぞれ独自のレイアウトで広告を出しています。  何かを狙ったわけではないでしょうけど、レイアウトを決め、載せる漫画を選び、煽り文句を決めた瞬間から、  匂いみたいな物が各社決まってしまいます。優劣があると言ってるのではありません。  一つ共通して言えるのは、上手くはまると広告の漫画一つ一つの向こうに、凝縮された世界みたいな物を見せてくれます。  「読んでみたい」とまではいかないまでも、その世界を覗いてみたいと感じさせます。  記憶にはっきり残っている絵があります。  朝日ソノラマの単行本。その最終ページに手塚治虫の「ノーマン」と「ゼロマン」の広告が載っていました。  大人になってから読みましたが、自分が想像した世界とは感じが少し違っていました。  遠足は行くまでが一番楽しいって事ですかね。


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